矯正治療症例

矯正治療について

診査時の所見や治療計画の方針について

前歯が前後に隙間が生じている開咬でした。
※治療前写真（向かって右から撮影した写真）をご覧いただければ分かりやすいかと思います。
また、右下奥歯が内側に傾いていたりなど、噛み合わせが悪い状態でした。

患者様ご本人も麺類が食べられないと仰っておりました。

治療計画としては、上下それぞれ以下のように立案いたしました。

【上顎】
奥歯を後ろにずらし、スペースを確保した後、前歯を奥に引っ込める、全体的に奥へ動かしつつ引き締めるイメージ。
【下顎】
右奥から2つの歯は内側に傾き、奥から3、4番目はネジレている状態なため、正しい位置へ動かしつつ、前歯の元々あった隙間を閉鎖する。

治療が進むにつれ、内側に傾いた奥歯の動きが鈍かったため、補足として最後の3ヶ月間ほど、エラスティック（矯正用輪ゴム）を使用しました。

その他に唇を噛む癖と低舌位が見受けられたため、矯正治療と同時進行で口腔筋機能療法（MFT）を行いました。

お姉ちゃんの時と比べ治療期間が短く済んだことに大変喜ばれておりました。

患者様の声

主訴

• 他院で矯正しないとダメと言われた。
• 麺類が食べられない。（噛み切れない）

矯正治療前の悩み

お姉ちゃんの時には、ワイヤー矯正治療で6～7年かかり、費用が大変でした。
そのため、費用と治療期間に対し、躊躇がありました。

治療を終えて

• お姉ちゃんより早く矯正治療が終わって良かった！うれしい！早く終わってびっくりした！
• マウスピースやエラスティックの着脱が大変だった。