口腔筋機能療法(MFT)

口腔筋機能療法(MFT)

後戻りのない矯正治療を

歯並びが乱れる要因として、舌や唇・頬など口周りの筋肉が正しく使われていない(機能していない)ことが上げられます。
正しく使えない原因は生活習慣でついてしまった癖(悪癖)である場合が多く考えらます。
歯並びが整ったとしても悪癖を直さない限り後戻りしてしまう可能性が高くなります。

当院では、矯正装置を使った治療と並行して口腔筋機能療法(MFT)を実施しています。

~セルフチェック~

お子様がいらっしゃる方は、チェックしてみてください。
以下項目の中から一つでも当てはまる方は当院までご相談ください。

  • 活舌が悪い
  • いつも口が開いてる
  • 口元に締まりがない
  • 口呼吸をしている
  • 唇が腫れぼったい
  • 風邪をひきやすい
  • 姿勢が悪い
  • 食べこぼしが多い
  • クチャクチャ音を立てて食べる
  • ストローで飲むのが苦手
  • 早食い(よく噛まない)
  • 食べるのが遅い
  • 硬い食べ物が苦手
  • パサパサした食べ物が苦手

口腔筋機能療法(MFT)とは?

口腔筋機能療法(MFT)とは?

口腔筋機能療法(MFT)とは、正しい『咀嚼』『嚥下』『発音』『呼吸』『舌・口唇の位置』を各種トレーニングを通して習得し、口周り筋肉のバランスを整える療法です。

トレーニングは段階的に分かれております。
当院への定期通院時に現状を確認し、問題がなければ、次のトレーニングをご案内・ご指導しております。

MFTで6つの力を養う

MFTで6つの力を養う

当院では、筋機能検査を行い6つの力で何か足りないか把握した上で適したトレーニング方法をご提案しています。

MFTのトレーニング方法

トレーニング方法は多岐に渡りご用意しております。
現状に合ったトレーニングから段階を踏んでトレーニングメニューを変更していきます。
代表的なトレーニング方法をご紹介いたします。

あいうべ体操

あいうべ体操

あいうべ体操とは、福岡県のみらいクリニック今井一彰先生が考案された口呼吸を鼻呼吸に改善していく簡単な口の体操です。
『いつでも』『どこでも』『誰でも』でき、毎食後に10回、1日30回を目安に行います。
地道に続けると舌力がつき、自然と口が閉じるようになります。

スポットポジション

スポットポジション

正しい舌の位置を意識するトレーニングです。

スポットポジションとは、舌があるべき位置のことです。
上顎前歯の裏側にある膨らみ部分がスポットです。
このスポットに舌先が触れていないといけません。

その他トレーニングメニュー例

ポッピング 舌を上に持ち上げる力を強くするトレーニング
スラープスワロー 正しい飲み込み方(嚥下)を覚えるトレーニング
ポスチャー 舌を上顎につけて習慣化するトレーニング
ボタンプル 口周りの筋肉トレーニング

MFT検査風景

MFT検査風景
MFT検査風景
MFT検査風景
MFT検査風景